2013年2月17日日曜日

ロンドン・コーリング/クラッシュ

LONDON CALLING/The Clash



このジャケットがすべてを語っている。

NYパンクはロックに牙をむかなかったが、ロンドンパンクは聖域だったロックンロールにまで牙をむいて吠えた。
エルヴィスもビートルズもストーンズも死んだと。

自分で聴きたい音楽は自分で作る。これがパンクの基本条件だ、

高いチケットを買って鑑賞するような必要はないし、何にも囚われないことが大事なのだ。

では勝手気侭にやればいいのか?ここがパンクの最も大きなポイントだ。


そう勝手気侭にやればいいのだ。

しかしたったひとつ忘れてはならないものがある。
「意識」だ。「最良の意識」が必要なのだ。

技術よりも意識。それはロックンロールの原点でもある。

イギリスは階級社会だ。ザ・クラッシュを支持するのは労働者階層だ。

ジョ-・ストラマ-は自分たちのギグにつめかけるファンの気持を思ってこういった|

「ヤツラにとってはいやな毎日の連続なんだ。
だから言うんだ、がんばれよ、くじけるなってな。
」と。


また「なにもしてない奴がなにも言うな」とも。彼等にとって下手とか上手とかが問題ではない。

生きているのか、死んでしまったのが問題なのだ。

パンクのリズムから飛んでくるのは「死ぬときは前のめリで倒れたい」という姿勢なんだろう。

いいかい、退屈なんかしているヒマはないんだぜ!



London Calling

1.London Calling
2.Brand New Cadillac
3.Jimmy Jazz
4.Hateful
5.Rudie Can't Fail
6.Spanish Bombs
7.Right Profile
8.Lost in the Supermarket
9.Clampdown
10.Guns of Brixton
11.Wrong 'Em Boyo
12.Death or Glory
13.Koka Kola
14.Card Cheat
15.Lover's Rock
16.Four Horsemen
17.I'm Not Down
18.Revolution Rock
19.Train in Vain

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